あっという間に2024年も残りわずかとなりました。
今年も12月がやってきました。
冬の寒さが一層深まる中、街のイルミネーションや年末の準備が忙しなく進む様子に、今年を振り返る気持ちが湧いてきます。
弊社でも12月が近づくと「公共サイン美術展 製作委員会」が立ち上がります。
今年の委員長は例年に引き続き、製作事業部の國本主任です。
國本主任の類まれなるリーダーシップのもと、優秀なデザイナー達がアイデアを出し合い、全員が一致団結して製作の準備にとりかかります。
「公共サイン美術展」とは
共サイン美術展は、近広連(一般社団法人近畿屋外広告美術組合連合会)事業で最も歴史が古く、昭和36年に「第1回公共看板コンクール」として、大阪の天王寺公園で開催されたことに始まります。
毎年1回、近畿2府4県で巡回し、担当組合がホストとなって運営されます。
近広連の組合員約550社(うち大広協約260社)が、毎年設定されるテーマ(課題)に挑戦し腕を競い合い、公共空間に設置される案内標識やピクトグラムなどの「公共サイン」をテーマに、芸術的・デザイン的な視点からその魅力や可能性を紹介する展示イベントです。
具体的な内容や目的は、開催される展覧会ごとに異なりますが、以下のような特徴があります。
公共サイン美術展の主な目的
・公共空間の質の向上
優れた公共サインの存在が、都市空間や施設の快適さ、利便性を向上させることを示します。
・地域性や文化を反映
公共サインを通じて、その地域の歴史や文化、自然などを表現する可能性について考える場を提供します。
・新しいアイデアの提案
デザイナーやアーティストによる新しい視点を取り入れ、未来の公共サインのあり方や多様な可能性を模索します。
「公共サイン美術展」のテーマは、近広連の各組合が地元の行政当局と打ち合わせて、その折々の公共記念事業や構想に即したものとなっています。
毎年、ご当地のテーマをもとに100点近い作品が出展されますが、その作品のレベルの高さには定評があります。
今年の「公共サイン美術展」は弊社地元の滋賀県広告美術協同組合がホストとなり、令和6年11月2日(土)~3日(日)の2日間、彦根市の「滋賀縣護國神社」の境内にて「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」をテーマに開催されました。
・「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」とは
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」は、2025年に滋賀県で開催される第80回国民スポーツ大会(国スポ)および第25回全国障害者スポーツ大会(障スポ)の愛称です。
これらの大会は、全国から多くの選手や観客が集い、スポーツを通じて地域や人々のつながりを深めるイベントとして開催されます。
・「わたSHIGA」
「私たち」や「わたし」と「滋賀」を掛け合わせた言葉で、県民一人ひとりが主体となって大会を作り上げる思いを込めています。
また、滋賀県を象徴する「琵琶湖のヨシ(葦、わた)」も連想させる表現です。
・「輝く」
競技を通じて人々が輝き、また大会が滋賀県や参加者の未来を輝かせるものであることを意味しています。
・国民スポーツ大会(国スポ)
毎年、全国各地で開催される日本最大級のスポーツの祭典で、アマチュア選手が各都道府県の代表として参加します。2025年は滋賀県での開催となり、県内各地の競技施設を使用して行われます。
・全国障害者スポーツ大会(障スポ)
障害のある方々が参加するスポーツ大会で、障害者スポーツの普及や理解促進を目的としています。
この大会を通じて、琵琶湖を中心とした滋賀県の豊かな自然や歴史文化、地域の特色が全国に発信されることが期待されています。
また、大会後も地域活性化やスポーツ振興を目指す取り組みが続けられる予定です。
全国の人々が参加し交流を深める場として盛り上がることが期待されています!
初の2作品出品・さらにW受賞!
前回は最優秀賞である「国土大臣賞」を惜しくも僅差で逃し、「滋賀県知事賞」を受賞しました。
もちろん「滋賀県知事賞」も素晴らしい賞ですが、今年こそは最優秀賞を取りに行くという國本主任の意気込みは鬼気迫るものがありました。
そんな中、センス溢れる優秀なデザイナー達の溢れるアイデアがとても1作品に絞りきれないとの理由で今回は2作品を出品することになりました。
製作作業は一切の妥協を許さず、連日夜遅くまでかかりましたが、無事締め切りに間に合わせることができました。
大変苦労して製作した2作品は「兵庫県知事賞」「近広連技術開発委員会賞」をW受賞!!
来年こそは最高賞の「一般社団法人日本屋外広告業団体連合会長賞」の受賞を目指し、社員一同日々切磋琢磨していきます。
また弊社では「公共サイン美術展」にて数多くの賞を受賞する優秀なスタッフが大勢在籍しております。
もし看板広告でお困りのことがございましたら、是非お気軽にお問合せください。